Oracle Database Express Edition 11g Release 2 をインストールしてテーブルを作成してみる
おはようございます。
大抵の場合まず最初に Oracle を試してみるのかなと思いますが
最後になってしまいました。
Oracleにも、試しに使ってみたいとか、勉強したいって方向けに無償版が公開されていますので、
それを使って色々とやってみたいと思います。
まずはインストールからテーブル作成まで。
スポンサーリンク
ダウンロード
ライセンスに同意するにチェックします。
「Oracle Database Express Edition 11g Release 2 for Windows x64」リンクをクリックします。
ユーザIDとパスワードを入力し「サインイン」ボタンをクリックします。
Oracle のアカウントが必要となりますので、
お持ちでない方は先に「プロファイルの作成」ボタンをクリックし、アカウント登録をしてください。(無料です)
インストール
ダウンロードした「OracleXE112_Win64.zip」を解凍し、配下にある「setup.exe」起動します。
インストーラー起動中
インストールウィザードが起動されるので、「次へ」ボタンをクリックします。
使用条項同意画面が表示されるので、「次へ」ボタンをクリックします。
宛先場所の選択画面が表示されるので、「次へ」ボタンをクリックします。
データベースパスワードの指定画面が表示されるので、
任意のパスワードを入力して「次へ」ボタンをクリックします。
内容の確認画面が表示されるので、「インストール」ボタンをクリックします。
インストールウィザード完了画面が表示されるので、「完了」ボタンをクリックします。
データベース設定
純正クライアントツールの「sqlplus」を使って、テーブルの作成、データ登録を行います。
コマンドプロンプトを立ち上げて、次のコマンドを実行します。
sqlplus sys/[パスワード]@XE as sysdba
テーブルスペース作成
ログインしたら、
続いてテーブルスペース(表領域)を作成します。
コマンドプロンプトに次のコマンドを張り付けて実行します。
CREATE TABLESPACE USERS01 DATAFILE 'C:\oraclexe\app\oracle\oradata\XE\USERS01.dbf' SIZE 100M AUTOEXTEND ON NEXT 500K MAXSIZE UNLIMITED;
ユーザ作成
次に、ユーザを作成します。
コマンドプロンプトに次のコマンドを張り付けて実行します。
CREATE USER USER01 IDENTIFIED BY "USER01" DEFAULT TABLESPACE USERS01 TEMPORARY TABLESPACE TEMP;
権限付与
ユーザに権限を付与します。
コマンドプロンプトに次のコマンドを張り付けて実行します。
GRANT DBA TO USER01; GRANT UNLIMITED TABLESPACE TO USER01;
テーブル作成
続いてテーブルの作成を行います。
次のSQLを実行します。
CREATE TABLE MSTKIND ( KIND_CD CHAR(2) NOT NULL , KIND_NAME VARCHAR2(40) , PRIMARY KEY (KIND_CD) ); CREATE TABLE TBLCAT ( NO NUMBER(2) NOT NULL , NAME VARCHAR2(20) NOT NULL , SEX CHAR(3) NOT NULL , AGE NUMBER(1) DEFAULT 0 NOT NULL , KIND_CD CHAR(2) DEFAULT '00' NOT NULL , FAVORITE VARCHAR2(40) , PRIMARY KEY (NO) );
データ追加
作成したテーブルにデータを追加します。
次のSQLを実行します。
INSERT INTO MSTKIND VALUES ('01', 'キジトラ'); INSERT INTO MSTKIND VALUES ('02', '長毛種(不明)'); INSERT INTO MSTKIND VALUES ('03', 'ミケ(っぽい)'); INSERT INTO MSTKIND VALUES ('04', 'サビ'); INSERT INTO MSTKIND VALUES ('09', 'その他'); INSERT INTO TBLCAT VALUES('1','そら','','6','01','犬の人形'); INSERT INTO TBLCAT VALUES('2','りく','','5','02','人間'); INSERT INTO TBLCAT VALUES('3','うみ','','4','03','高級ウェットフード'); INSERT INTO TBLCAT VALUES('4','こうめ','','2','04','横取りフード');
データ検索
追加したデータを検索してみます。
次のコマンドを実行します。
SET PAGESIZE 10000 SET LINESIZE 10000 SELECT * FROM MSTKIND;
無事にデータを検索することができました。
今回はここまでです。
ではでは。
ディスカッション
ピンバック & トラックバック一覧
[…] Oracle XEのインストール手順は、以下を参照のこと。 https://www.doraxdora.com/blog/2017/08/31/post-2304/ […]
[…] 順で、「1.ダウンロード」と「2.インストール」を行った。 https://www.doraxdora.com/blog/2017/08/31/post-2304/ […]