シルバーシートいらず!席を譲ってほしい&譲ってあげたい乗客のマッチング「&HAND(アンドハンド)」

2017年11月12日サービス

おはようございます。

私は通勤以外で公共の乗り物にはあまり乗らないのですが、
興味深いプロジェクトが立ち上がっていましたので調べてみました。

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&HAND(アンドハンド)

サービスイメージ
サービスイメージ

公式サイトより転載

アンドハンドはLINEなどを活用し、身体・精神的な不安や困難を抱えた人と、手助けをしたい人をマッチングし、具体的な行動をサポートします。

大日本印刷株式会社(以下:DNP)、東京地下鉄株式会社(以下:東京メトロ)、LINE株式会社(以下:LINE)は、「アンドハンド」プロジェクトチームと2017年12月11日(月)~15日(金)の5日間、東京メトロ銀座線の最後尾車両内で、席に座りたい妊婦の方と席をゆずりたい周囲の乗客をつなぐ「&HAND」の実証実験を実施します。

電車に乗ると、乗った車両でスマートフォンを弄っている乗客の割合に驚きますよね。
私も常にではないですが、やっぱりついつい弄ってしまいます。

別に悪いことではないですがなんだかみんながみんな手元の端末をのぞき込んでいる光景を見ると考えさせられるものがあります。

そんな状況を逆手に?とって、
座っている乗客が席を譲ってほしい方の存在に気付けるように、また席を譲ってほしい方が譲ってくれる乗客の場所がわかるようにスマートフォンのLINEアプリなどを使ってマッチングするサービスとなっています。

マッチングの流れ(予定)

  1. サポーター登録
    このプロジェクトに賛同される方が
    &HANDのLINEアカウントと友達登録をしておきます。
  2. SOSを受け取る
    座りたい乗客(身体や精神的な不安、困難を抱えた方)がSOSを発信すると
    友達登録をしていて、同じ電車(車両?)に乗っている乗客にメッセージが届きます。
  3. 席を譲る
    メッセージが届いたときに席を譲れる状況であれば、
    &HANDのアカウント経由でSOSの発信者に場所を伝えるか、SOS発信者が明らかで、目視できるようであればそのまま声をかけて席を譲る

といった流れのようです。

実証実験の詳細

実施日

2017年12月11日(月)~15日(金)

場所

東京メトロ銀座線 指定列車の最後尾車両

  1. 上野駅 10:08 発 →(途中駅乗降可能)→ 表参道駅 10:33 着
  2. 渋谷駅 10:55 発 →(途中駅乗降可能)→ 上野駅 11:23 着
  3. 上野駅 11:08 発 →(途中駅乗降可能)→ 表参道駅 11:33 着
  4. 渋谷駅 11:55 発 →(途中駅乗降可能)→ 上野駅 12:23 着
  5. 上野駅 13:47 発 →(途中駅乗降可能)→ 表参道駅 14:12 着
  6. 渋谷駅 14:31 発 →(途中駅乗降可能)→ 上野駅 14:59 着
  7. 上野駅 14:47 発 →(途中駅乗降可能)→ 表参道駅 15:12 着
  8. 渋谷駅 15:31 発 →(途中駅乗降可能)→ 上野駅 15:59 着

※当日の列車運行状況等により、列車が変更となる場合があります。
※指定列車の最後尾車両には、目印となる腕章を付けたスタッフが乗車しています。

実験内容

マッチングの流れで説明した内容を実際に行ってもらうというもの。

これによって、
サービスの問題点や改善点を洗い出し、実用化に向けて活動していくとのこと。

まとめ

たまにネットで、
シルバーシートに座っている若い世代に対し、
心のない言葉を浴びせる高齢者が話題になったりしますよね。

もちろん単純に座りたいから座っている場合もありますが、
座らざるを得ない状況(身体の問題など)なのに、そういったことで不快な思いをされている方もいるんじゃないかと思います。

また、休日まで出勤してへとへとになりながら税金や年金を払い
頑張っているサラリーマンが立たされて、ハイキングに行って疲れた高齢者が座っているのは間違っているなんて話しも見聞きしたことがあります。

個人的な考えとしては、シルバーシートであればもちろん優先されるべきで、
他に座席が空いていない状況であれば必要な方にお譲りするのが当たり前だと思います。

が、普通の座席の場合は基本的には座ったもん勝ちだと思いますし(押しのけて座るのは道徳に反しますよ)譲ってもらって当たり前というような考えは間違っているかと思います。

どちらにせよ、思いやりを大事にして過ごしたいものですね。

プロジェクトに共感し、ご協力・ご支援いただける企業・団体・個人の方を募集しているそうです。
ご興味ある方は こちら まで。

ではでは。

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Posted by doradora