【CentOS】CentOS7.5 に Tomcat8 をインストールする
おはようございます。
昨日に引き続き、
CentOSにTomcatをインストールしてみます。
ひとまずはデフォルトのページが表示できるところまで。
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Tomcat管理用ユーザーの追加
流石にrootで実行するのはセキュリティ上よくないので、
Tomcatの管理用ユーザーとして専用のユーザーを追加します。
また、通常利用できないように nologin としておきます。
root で SSH接続し、次のコマンドを実行。
useradd -s /sbin/nologin tomcat
ダウンロード
次のページからダウンロードします。
ダウンロードページ
最新版(2018年10月時点)である、
Tomcat 8.5.34 の、圧縮ファイルを選択し、ダウンロード。
ダウンロードしたファイルをアップロードします。
> scp C:/Users/ユーザー名/Downloads/apache-tomcat-8.5.34.tar.gz user01@[ホスト名]:/tmp
インストール
サーバーにアップロードしたファイルを解凍、配置します。
解凍
$ tar -xzvf /tmp/apache-tomcat-8.5.34.tar.gz -c /tmp/
配置
$ mv /tmp/apache-tomcat-8.5.34 /opt/
権限設定
$ chown -R tomcat:tomcat /opt/apache-tomcat-8.5.34
シンボリックリンクの設定
リンクの作成
バージョンによってパスが変わるので、シンボリックリンクで吸収します。
$ ln -s /opt/apache-tomcat-8.5.34/ /opt/tomcat
上記のようにしておくと、
バージョンが上がった場合もリンクを変更するだけで大丈夫です。
プロファイルの作成(パスの設定)
プロファイルを作成してパスを通します。
$ echo 'export CATALINA_HOME=/opt/tomcat' > /etc/profile.d/tomcat.sh $ source /etc/profile.d/tomcat.sh
サービスの登録
サービス定義ファイルの作成
コマンド
$ vi /etc/systemd/system/tomcat.service
ファイルの内容:
[Unit]
Description=Apache Tomcat 8
After=syslog.target network.target[Service]
User=tomcat
Group=tomcat
Type=oneshot
PIDFile=/opt/tomcat/tomcat.pid
RemainAfterExit=yesExecStart=/opt/tomcat/bin/startup.sh
ExecStop=/opt/tomcat/bin/shutdown.sh
ExecReStart=/opt/tomcat/bin/shutdown.sh;/opt/tomcat/bin/startup.sh[Install]
WantedBy=multi-user.target
権限設定
$ chmod 755 /etc/systemd/system/tomcat.service
起動してみる
次のコマンドを実行し、Tomcatを起動、http://[ホスト or IP]:8080/ にアクセスします。
$ systemctl start tomcat
Firewallでポートが遮断されている場合は次のコマンドを参考にして、一時的に開放して確認します。
解放
$ firewall-cmd --add-port=8080/tcp --permanent $ firewall-cmd --reload $ firewall-cmd --list-all
遮断
$ firewall-cmd --remove-port=8080/tcp --permanent $ firewall-cmd --reload $ firewall-cmd --list-all
無事に起動できました。
まとめ
wget コマンドでサーバー上で直接 Tomcat をダウンロードすることもできますが、
前回の記事と合わせるため、あえて一旦ローカルにダウンロードしてからアップロードしました。
ひとまず、これでインストール系は完了しましたので、
次回は Nginx と Tomcat を連携させてみたいと思います。
ではでは。
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