【C#】TreeView と ListView でエクスプローラーみたいな操作をする
おはようございます。
少し前後しましたが、エクスプローラ風画面作成の続きです。
今回は、リストビューに表示されたディレクトリをダブルクリックで下層に移動し、
「上へ」ボタンで上層に移動するサンプルとなります。
プログラムは前回のものを流用します。
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目次
画面の修正
1つ上のディレクトリに移動するためのボタンを追加します。
プログラム修正
ツリービューの指定した項目を選択状態にする処理を追加
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 | /// <summary> /// ツリービューの指定されたディレクトリパスの項目を選択状態にします. /// </summary> /// <param name="dirPath"></param> privatevoidselectTreeViewItem(TreeView trv,stringdirPath) { // ツリービューのノードを走査 foreach(TreeNode node intrv.Nodes) { // 再帰処理で対象のディレクトリを処理 selectTreeViewItem(node,dirPath); } } /// <summary> /// ツリービューの指定されたディレクトリパスの項目を選択状態にします(再帰処理用). /// </summary> /// <param name="node"></param> /// <param name="dirPath"></param> privatevoidselectTreeViewItem(TreeNode node,stringdirPath) { foreach(TreeNodeninnode.Nodes) { FileInfo fi=newFileInfo(n.FullPath); // リストビューで表示されたディレクトリ名と一致する場合 if(dirPath==fi.FullName) { // 選択状態にする treeView1.Focus(); treeView1.SelectedNode=n; break; } selectTreeViewItem(n,dirPath); } } |
ファイル一覧ダブルクリック時のイベントを追加
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 | /// <summary> /// リストビューダブルクリックイベント. /// </summary> /// <param name="sender"></param> /// <param name="e"></param> privatevoidlistView1_MouseDoubleClick(objectsender,MouseEventArgse) { // 選択されたファイル情報を取得 ListViewItem selectedListItem=listView1.SelectedItems[0]; FileInfo fi=newFileInfo(selectedListItem.Name); // ディレクトリであればファイル一覧の内容を更新する if(fi.Attributes==FileAttributes.Directory) { // ツリービュー上で対象のディレクトリ(ノード)が // 表示されている場合は選択状態にする selectTreeViewItem(treeView1,fi.FullName); // ファイル一覧の内容を更新 setListItem(fi.FullName); selectedItem=fi.FullName; } } |
追加した「上へ」ボタンの処理を追加
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 | /// <summary> /// 上へボタンクリックイベント. /// </summary> /// <param name="sender"></param> /// <param name="e"></param> privatevoidbtnUp_Click(objectsender,EventArgse) { DirectoryInfo di=newDirectoryInfo(selectedItem); if(di.Parent!=null) { selectedItem=di.Parent.FullName; setListItem(di.Parent.FullName); // 表示されている場合は選択状態にする selectTreeViewItem(treeView1,selectedItem); } } |
起動してみる
無事に操作できるようになりました。
まとめ
ひとまずエクスプローラーみたいな感じになってきました。
あとは検索とかもやってみるかもしれません。(予定)
ではでは。
ディスカッション
コメント一覧
大変見やすいプログラムで参考にさせてもらっていますが、「selectedItem」のところで、「現在のコンテキスト内に存在しません」と表示されてしまいます。
何か足りないのだと思いますが、初心者なので原因を見つけることができませんでした。
もし、お分かりでしたら教えていただけるとありがたいです。
// ファイル一覧の内容を更新
setListItem(fi.FullName);
selectedItem = fi.FullName; ←ここなど
よろしくお願いします。
selectedListItem.Nameのところで、「パスの形式が無効です」と表示されてしまいます。
いろいろ調べてみましたが、ここに選択しているファイル名は入っているようですが、
絶対パスで指定していないためエラーになっているような気がしています。
しかし、selectedListItem.Nameにはファイル名しか入っていないので、絶対パスに変換
する方法が分かりません。
よろしくお願いします。
private void listView1_MouseDoubleClick(object sender, MouseEventArgs e)
{
// 選択されたファイル情報を取得
ListViewItem selectedListItem = listView1.SelectedItems[0];
FileInfo fi = new FileInfo(selectedListItem.Name); ←ここ
norio 様
いつもブログを見ていただきありがとうございます。
ご質問の件、申し訳ありませんが、
調べるのに少しお時間をいただいてもよろしいでしょうか。
よろしくお願い致します。