痴漢発生状況を可視化して撲滅の一歩へ「痴漢レーダー(Chikanradar)」
おはようございます。
私は男ですが、昔痴漢に遭遇したことがあります。
それも一回きりではなく、通勤の際に狙われて相手の顔まではっきりわかっているといった状況でした。
まさか男に痴漢されるなんて思いもしていなかったので、
最初は勘違いだろうと思うことにしていたのですが、徐々にエスカレートしていき、最終的にはモノを捕まれたこともあります。
何度も声を上げようかとも思いましたが、結局男が男に痴漢されていると訴えたところで誰も取り合ってくれないだろうと考え、何もできずにいました。
そういった経験をして女性はもっと大変なんだろうなと思うようになりました。
私の場合は幸いにも早めに出社していたので時間をずらして避けたので、それ以上嫌な思いをせずに済みましたが。
ということで、痴漢撲滅に取り組むアプリの紹介。
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痴漢レーダー
以前紹介した、コミュニティサービス「QUCCA(キュカ)」からリリースされたアプリ。
LINEから友達登録するだけで簡単に利用することができます。
公式(note)より転載
痴漢事犯は、3,500件程度で推移(微減)しており、盗撮は3,000件強発生のうち駅構内が30%超えと多くを占めている。
しかしながら、キュカで行ったの痴漢被害のアンケートでは、被害を受けた方の内、10%程しか通報されていない。
通報しない理由としては、”フリーズ現象””ショックな事態から立ち直るのに時間がかかった””恥ずかしかった”から、”遅刻するから””面倒だから””捕まえられないと思ったから””周りに迷惑だから”といった、これまで被害に口を塞がれ続けられてきた結果の諦めとも思えるコメントも目立った。
また、被害を受けた時期を見てみると、何年の前のことであっても正確に起きた月と沿線名、駅名、どのような被害の詳細が記載されていた。これまで黙ってきたその事件がどれだけ心に大きな傷を残しているかが読みとれ、印象的でした。
先程、私のちょっとした経験の話しをしましたが、
痴漢が減らない原因としては、痴漢にあった方がなかなか声を上げられず、結果痴漢が成功してしまうこともひとつの原因です。
声を上げられなくても、情報を集めることで大きな力となるかと思いますので、是非利用してみていただきたいですね。
機能
通報機能
痴漢にあった際にアプリから簡単に通報することができます。
任意でどんな痴漢のタイプだったかを入力し、通報するボタンをタップするだけです。
(情報が見つかりませんでしたが、現時点では警察に通報するという訳ではなく、データが登録されるのみです)
被害発生状況の確認
現時点で発生している被害状況をマップで確認できます。
前日までの通報データの確認
前日までの被害数によるランキングを毎日確認することができます。
また、Twitterでも毎日発信しているので、フォローしておくだけでも状況を知ることができます。
痴漢撲滅への道
公式(note)より転載
データを集めて、鉄道会社、パトロール警備、警察に共有し、働きかけたいと考えております。
・被害が起きている場所でのパトロールや巡回の強化
・監視カメラ設置のお願い
・痴漢通報時の遅延証明書の発行のお願いまた、プロダクトについても、より詳細な位置の把握、誤通報の取り消しや、一度通報した内容の追記や修正など改善に努めて参りたいと思います。ご利用頂いた感想や、ご意見などございましたらぜひお寄せください。
まとめ
データがあればあるほど、その働きかけの力も増大するはずなので、より沢山の人に使っていただけたらいいなと思います。
私自身は男でもういい年なので、今後そういった被害にあうことはないでしょうけど。
気になった方はチェックしてみてください。
ではでは。
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